ゆきの日記

気ままに書きます

〔8/18〕夏休み29日目:「瞬間、考察、書いて」

シン・ゴジラ2回目を見ました。

TOHOシネマズ新宿で朝9時から見ました、遅刻しそうで少し焦りました。(何とか間に合った)

この興奮、というか感動を書き綴りたくて仕方がないのですが、無闇矢鱈にネタバレもしたくありません。


この映画に興味がある、もしくは見る予定がある、見てみようかなと思っている方。

難しい話もありますが、基本的にはハラハラしながら、全編通して楽しんで見られます。

街を破壊するシーンは圧巻ですし、人々の感情や動きもリアル、まさに、現代日本にゴジラが降り立てばこうなるのだろうと。

劇場で大迫力、大音量、大画面で見る事をオススメします。

ですが、更に楽しむ為には、極力ネタバレは見ない方がいいです、僕はそれを聞いていたのでネタバレは一切見ませんでしたし、感想ツイートもなるべく見ないように心がけていました。

さて、僕も極力ネタバレはしていないつもりです、Twitterでもブログでも。

ですが、少しここで書きたいなーと思う事があるので、多少ネタバレありますので、先程述べた様に興味ある人はここは堪えてここでブラウザバックを推奨します、楽しめますよ。








じゃ、まずは、2回目の感想から。

シン・ゴジラは情報量が多いです、映画として、内容が難しいのも手伝って全体を通して難解な作品に仕上がっています。

例えば人間同士の関係だったり、各省庁の立ち位置だったり、国民と、国としての日本の立場とか、諸々ですが。

ほんとに例えばの例なのですが、ゴジラに対して自衛隊がヘリで攻撃を仕掛けている時、「アパッチの30mmで様子を見よう」というセリフがあります、(少しの間違いは大目に見てください)その後に字幕で、ヘリの下にAH-64Dと表示されますが、軍事的関心のない人にとってはAH-64Dとアパッチの関連製が分からないだろうし(これらはヘリの型式と通称だったはずです)、ましてや、30mmとは何ぞや、となってしまうかもしれません。

これは極端な例で、映画の本筋には大きく関わって来ないのですが、他にも放射能についての知識がない人は、「原子力って何で危ないんだろう」と思うかもしれませんし、映画を理解するのには結構大変かもしれません。

だからといって、全体を通して専門用語だらけ、勉強しないと分からない内容に仕上がっている訳ではありません。

先程のアパッチの話ですが、専門的な用語を使っているのは、自衛隊員同士の会話だからです、自衛隊員が「戦闘ヘリAH-64Dの30mm機関砲で射撃してゴジラの様子を伺おう」などと言えば説明的な台詞になり、リアリティを失ってしまいます。

専門的かつ簡潔に、さらには必要な事が伝わる様に、専門用語等があるわけですから、それはあっても仕方がない事だと思います。

実際、そのセリフの後には機関砲を切り替えている描写もあるので、全く理解不能という事態には陥らなさそうですが。


かく言う僕も、「この登場人物がここで発言を渋っているのは何故なのだろう」と思った事もありました、省庁の仕組みについては良く分かっていないし、さらに、その中での立ち位置、立場等も完璧に分かっている訳ではなかったです。

立ち位置は映画が後半に進むにつれだんだんと理解でき、最終的には完璧とまではいかなくてもなんとなく、理解することはできました。

その状態で今回、2回目を見たのですが、人物相関等が分かると非常に面白いです。

例えば、映画序盤、まだ事態が把握しきれておらずに、国民を安心させる為に開いた会見では、「根拠のない事は言わないでくれ」と言われたにも関わらず、総理は「ゴジラの日本上陸は有り得ない」というような事を発言します。

これは、国民を安心させる為の記者会見なのに「上陸があり得るかもしれない」と発言すれば国民を不安にさせてしまうかもしれない、と総理が考え、記者会見の台本を勝手に改変してしまったのです。

確かに、国民としては上陸があり得るかもしれないと言われれば恐怖に戦いてしまうかもしれないし、上陸はないと言われたら安心できます。

国民に注意喚起をして、さらには国民の統括、安心させたり避難させたりしなければならない訳です、例えばそういう話を、1回目だと「総理が勝手に変えやがって」と思っていたのが、2回目には「総理の立場も難しいのかもしれない…」と考えてしまいました。

2回目は、会議のシーンで周りを見る余裕ができました。

お偉い方が集まって会議するシーンでは、偉い人の後ろにいる人達の後ろで、部下達が情報をやり取りしていたり、細かい描写も多く見受けられました。

他にも色々と発見や、新たな解釈がありましたが、少し割愛します。

そして、核心的なネタバレをしてしまいます、というよりこれを読んでいるのは既に映画を観た方だと思っていますが、ラストのシーン。

ゴジラの尻尾にズームされると、なんと、人の様な物がいたのを気付きましたか、恥ずかしながら僕は1回目で気付かず、2回目で発見しました。

これに関しては複数の解釈があるらしいです。

例えば、「人を吸収しながら進化している説」や「自衛隊員を吸収している説(ゴジラは元々、旧日本軍の英霊から出来ている為とか)」、「ゴジラの子供がいる説」とか。

僕が最も面白いと思ったのは、「マキ教授がゴジラと一体化した説」です。


マキ教授は、放射能の無害化に関する研究をしていたそうですが、実は「水と空気から何でも生成できる」事が分かっています、現にゴジラは水と空気さえあれば生きていけるという描写があったと思います。

そして、その細胞を何らかの形でゴジラに投与し、その結果ゴジラが目覚めてしまったのだという事です、教授の船が発見された時期とゴジラの目覚めた時期はほぼ一致していますし。

その中で、「自らにその技術を投与してそれをゴジラに食べさせたのではないか」=「ゴジラと一体化したのではないか」という説がとても面白いと感じました。

私は好きにした、君たちも好きにしろ、という一節には「私はゴジラ人智を越えた物を投与してゴジラを目覚めさせた、それをどうするかは人間の自由だ」という風にも読み取れます。

また、教授は新元素生成等についての研究結果を残しておらず、「ゴジラの力を開放させる事で、人類の大きな可能性(新人類の誕生?)を示唆した」という考え方もあります。

ラストのシーンは意味深で、様々な捉え方が出来ると思います、これらは僕のただの考えだったり、面白いと感じた説なので、正しい答えはありません。

あー、もう1回見たくなってきましたね。

これ、本当に面白いし内容も詰まっていて最高ですね、まだまだ楽しめそうです、4DXと極上爆音も。

ネタバレすいません、お付き合いありがとうございました。


最後にですが、AH-64はアパッチだが、AH-64Dはアパッチ・ロングボウが愛称だとか、日本に正式採用されたものにはAH-64DJPと命名されている等、細かい事は良く分かっておりませんのでご了承ください。

ちなみに、自衛隊はAH-64DJPという名前は使用しておりません。